介護のことー認知機能の低下ー
こんにちは、なつきちです。
月曜の夜からこの2日間、メンタルが擦り減る状況が続きロクなアクションがとれませんでした。
介護や育児といった家庭内の問題やトラブルは自分だけでなく身内にも大きな影響を与えるため、余計に精神や神経のパラメータが減っていきます。
それは月曜の夜に起こりました。
デイサービスから帰った祖母が変調をきたしたのは夕飯を食べ終わったあとのことでした。
体調が悪いと訴えだすのはいつものことですが、特に月曜はデイサービスなので本人もだいぶ疲れています。
ただこの日はマイナス方面へのふり幅がいつもよりもかなり大きく、全く落ち着く様子がありません。
パニック状態になり、押しても引いても治まらず、しまいには各方面へ電話を掛けたり玄関から外へ出たりととにかく事態が収束しませんでした。
電話に関して言えば、自分の要件を伝えることは出来ますが耳が聞こえづらいので相手からの問いかけにはうまく返答することが出来ません。
また、足腰弱ってきているとはいえ自由に動けるので外に出てお隣さんのところへ駆け込んでしまいます。
もちろんパニックになっているので、自分の状況を相手に説明することは出来ません。
なので電話にしろお隣さんにしろ、最終的に相手に状況を説明するのは私になります。
なかでも厄介なのが警察や救急車です。
実際は大した状況ではないにしろ、連絡があればほとんどの場合、現場へ出動しなければなりません。
こちらとしては来てもらっても説明や謝罪をする以外にないため、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
主治医の先生や看護師さんからも、本人が落ち着くのを待つほかないと言われているので様子を見ているしかありません。
もちろん日々の体調維持のために何種類か服用している薬はありますが、今までのところ緊急性が高い状況が発生したこともないのです。
一番怖いのはパニックが頻発することで、本当に緊急事態になったときの見極めが難しくなることです。
またいつものことか、で終わらない状況だった時に私を含め周囲の人間の初動が遅れてします。
これは私個人の見解でしかありませんが、夏頃の不調から一気に老いや認知が進んだことに本人の意識が追い付いていないのがパニックの一番の原因なんだと思っています。
これから先追い付くことがあるのか、追い付いたところで落ち着くか、何か策があるのか、それともこちらが潰れるのが先かはわかりません。
ただ本当に潰れるわけにもいかないので、ひとまずは周囲と協力しつつ、今後の状況に合わせて対応していきたいと思います。
介護のこと-介護認定ー
こんにちは、なつきちです。
いま最も頭を悩ませている問題、それが同居している祖母の介護です。
両親ではなく、なぜ祖母?という疑問符が付くかもしれませんが、その辺の過程は省略して話を進めます。
もうすぐ90歳を迎えようとしている祖母ですが、今年の夏頃から体調は悪化の一途をたどり、11月の更新で「要介護2」という判定が出ました。
本当に目に見えるほどのスピードで肉体的にも精神的にも衰えています。
そのスピードに本人も対応している私や妻もついていけていないというのが現状です。
また慣れない介護での対応は今回のうつ病の再発の一因になっているとも言えます。
ではおおよそどの程度の周囲の助けが必要なのか、介護度を見てみます。
・要支援1
・要支援2
・要介護1
・要介護2←祖母はこの段階です。
・要介護3
・要介護4
・要介護5
上記のように七段階で判定され、様々なサービスを受けることが出来ます。
要支援1から順に助けが必要な段階が上がり、サービスの幅も増えていきます。
受けられる主なサービスは以下の通りです。
・支援サービス(ケアマネージャーとの支援計画の作成)
・施設サービス(老人健康保険施設等への入居)
・居宅サービス(自宅からデイケア等の施設へ通所)
要支援の場合は介護度が低いので、居宅サービスの範囲で提供されることが多いようです。
居宅サービスで受けられるサービスは主に5つです。
・家事の支援(掃除や洗濯、買い物等の身のまわり支援)
・身体介護(入浴や排せつのお世話)
・訪問看護(看護師による健康管理)
・施設への通所によるデイサービス(食事や入浴の支援、リハビリ、レクリエーション)
・施設でのショートステイ(施設等での短期滞在)
祖母の場合は今回の判定で、訪問看護とデイサービスの回数が増え、身体介護として入浴の支援を受けることが出来るようになりました。
中でも特に大きかったのはデイサービスの回数が週3回に増えたことです。
デイサービスへ通うことで日中の活動量が増え、昼夜逆転している生活のリズムの乱れを正すことが出来ると考えています。
また活動量の増やすことは頭や体の活性化につながり、認知症の予防にもなります。
私自身も祖母の通所により日中のひと時でも介護による負担が軽減されることで、うつ病の療養が進むと考えています。
実際に体験してみると介護や認知症への対応は、肉体的にも身体的にもかなりの負荷がかかります。
また、自分一人で抱え込むと大きなストレスによる再発や回復の遅れにもつながります。
介護に限らず受けられるサービスや支援は出来る限り活用していくことが必要だと改めて思わされました。