介護のこと-介護認定ー
こんにちは、なつきちです。
いま最も頭を悩ませている問題、それが同居している祖母の介護です。
両親ではなく、なぜ祖母?という疑問符が付くかもしれませんが、その辺の過程は省略して話を進めます。
もうすぐ90歳を迎えようとしている祖母ですが、今年の夏頃から体調は悪化の一途をたどり、11月の更新で「要介護2」という判定が出ました。
本当に目に見えるほどのスピードで肉体的にも精神的にも衰えています。
そのスピードに本人も対応している私や妻もついていけていないというのが現状です。
また慣れない介護での対応は今回のうつ病の再発の一因になっているとも言えます。
ではおおよそどの程度の周囲の助けが必要なのか、介護度を見てみます。
・要支援1
・要支援2
・要介護1
・要介護2←祖母はこの段階です。
・要介護3
・要介護4
・要介護5
上記のように七段階で判定され、様々なサービスを受けることが出来ます。
要支援1から順に助けが必要な段階が上がり、サービスの幅も増えていきます。
受けられる主なサービスは以下の通りです。
・支援サービス(ケアマネージャーとの支援計画の作成)
・施設サービス(老人健康保険施設等への入居)
・居宅サービス(自宅からデイケア等の施設へ通所)
要支援の場合は介護度が低いので、居宅サービスの範囲で提供されることが多いようです。
居宅サービスで受けられるサービスは主に5つです。
・家事の支援(掃除や洗濯、買い物等の身のまわり支援)
・身体介護(入浴や排せつのお世話)
・訪問看護(看護師による健康管理)
・施設への通所によるデイサービス(食事や入浴の支援、リハビリ、レクリエーション)
・施設でのショートステイ(施設等での短期滞在)
祖母の場合は今回の判定で、訪問看護とデイサービスの回数が増え、身体介護として入浴の支援を受けることが出来るようになりました。
中でも特に大きかったのはデイサービスの回数が週3回に増えたことです。
デイサービスへ通うことで日中の活動量が増え、昼夜逆転している生活のリズムの乱れを正すことが出来ると考えています。
また活動量の増やすことは頭や体の活性化につながり、認知症の予防にもなります。
私自身も祖母の通所により日中のひと時でも介護による負担が軽減されることで、うつ病の療養が進むと考えています。
実際に体験してみると介護や認知症への対応は、肉体的にも身体的にもかなりの負荷がかかります。
また、自分一人で抱え込むと大きなストレスによる再発や回復の遅れにもつながります。
介護に限らず受けられるサービスや支援は出来る限り活用していくことが必要だと改めて思わされました。