Free Life Log

30代、うつ病歴3年で休養中。人生詰み気味ですが、何とか生きている日々の記録。

うつ病のことーうつ病の患者数ー

こんにちは、なつきちです。

自分と同じ病で悩んだり、辛い思いをしている方はどのくらいいるのか。

うつ病」という病に対する理解や認知が広まるとより暮らしやすい社会になるのではないかと思うことがあります。

そこでまず、患者数を調べてみることにしました。

 

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厚生労働省による3年ごとの調査では、平成26年(2014年)にうつ病(躁うつ含む)で医療機関を受診した方はおよそ112万という結果が出ています。

平成8年(1996年)の43万人と比較すると、約3倍に増加しています。

WHO(世界保健機関)による2017年の世界保健デー(4月7日)においても、「うつ病」がテーマとして取り上げられており、国際的にうつ病への関心が高まっています。

世界規模でのうつ病患者数は3億人を超え、年間約80万人が自ら命を絶っていることからも、国際的な取り組みが必要とされています。

近年、法律の改正に伴い日本でも企業に対しストレスチェックが義務付けられていますが、その結果に基づいた受診や治療が浸透しきっているとは言い難いのが現状です。

 

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男女比ではいずれの年度も1.5~2倍ほど女性の割合が高いことが見てとれます。

入学、就職、結婚、出産など、男性と比べて女性はライフステージが移り変わる回数が多く、移り変わりに伴うホルモンバランスの変化によって発症しやすいと考えられています。

また医療技術の進歩も含め、女性の方が寿命が長いことも割合が高くなる一因となっています。

 

うつ病というとネガティブなイメージを持ちやすいことから、医療機関に受診してない潜在的な患者数も含めると300万人以上の方がかかっているとも言われます。

重症化してからの治療は他の病気と同様、回復に長い時間が必要です。

社会復帰にあたっては就労移行支援やリハビリとしての時短勤務など、うつ病にかかる以前と同様のパフォーマンスを取り戻すために時間を要する場合があります。

また一度うつ病にかかった場合、半数以上の割合で再発のリスクを背負うことになります。

体調の回復を感じて服用を途中でやめてしまうこともうつ病の怖いところだと言えます。

うつの薬は飲み始めと同様少しずつ服用する量を減らしていく必要があり、急な服用中止は離脱症状による体調の悪化を招くことになります。

もし自分が、あるいは家族がうつ病にかかってしまったときは自身の体調に耳を傾け、焦らずじっくりと向き合いながら治療し回復を目指していきましょう。

 

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