うつ病のことー気分の波ー
こんにちは、なつきちです。
うつ病になり定期的にやってくることがあります。
気分の波と言われるものです。
とてもダウナーな状態になります。
落ちている状況からもう一段階落ちていくような感じがします。
正直、この状態になると自分でもどうにもなりません。
じっとその波が過ぎ去っていくのを待つしかないのです。
そもそもどうしてこんな状態になるのか。
うつ病には抑うつ状態から寛解に向かうまでの経過で、気分が上がったり下がったりという波を繰り返しながら回復に向かいます。
わかりやすく例えるならば、三歩進んで二歩下がる、といったイメージです。
うつ病は大きくわけて、3つの経過をたどっていくと言われています。
急性期、回復期、維持期の3つです。
急性期とは
気分の落ち込みが激しく、何事にも手につかなくなる状態が続きます。
人によって薬の相性があるため、自分と合う薬を見極めながら、しっかりと休養を取る必要があります。
回復期とは
気分が上がったり下がったりしながらも徐々に落ち込みの幅が狭まってきます。
落ち込むタイミングはあるものの、普段通りの日常生活を送れる日が多くなります。
また、薬も徐々に減らしていくことが出来るようになります。
維持期とは
気分の落ち込みがほとんどなくなります。
薬を飲まなくても問題なく日常生活を送ることが出来ます。
回復期から維持期にかけて注意したいのが、気分の落ち込みをそれほど感じなくなることから薬の服用を中止してしまうことです。
せっかく安定した状態を保っているところでの急な服用中止は離脱症状や急性期への逆戻りを起こしかねません。
維持期になり薬の服用がなくなってからも、半年から1年くらいは定期的な診察は受ける必要はあります。
うつの治療はまさに一進一退という表現があてはまる状態をたどりながら経過していきます。
私も自分の状態を注意深く見ながら、焦らずゆっくり治療を進めていきたいと思います。